關寛「養生心得草」

関寛という人の「養生心得草」。青空文庫で見つけた
全10か条で健康な生活をするための心得が書かれています。
下にものすごく要約、ちょっと意訳したものを置きます。

  • 毎日6時に起きよう。寝巻きを着替え布団の塵を払い部屋を掃除し、体をゆったりさせてから朝飯に。
  • 食事は日に3度。いつも同じ分量で。夜中の飲食はダメ。食後は少し休息してから動くこと。
  • 酒茶菓子は食事のとき消化を助けるために摂る程度で。それ以外では害となる。
  • 日の長い時期なら午後1時頃少し昼寝するのもいいけれど、他の時期の昼寝は害がある。
  • 立つ時間と座る時間はだいたい7対3くらいの比率にしたい。
  • 毎日体を拭いて清潔にし肌着を着替える。入浴は週に1度くらい、ぬるま湯で。
  • 1ヶ月に5から6度は山林か浜辺で20キロくらい歩こう。
  • 肌着は木綿がいい。布団の中身は柔く乾いたものを。肌着は毎日洗い、寝巻きは週に1回くらいは干そう。
  • 肉は新鮮なものを。野菜は若くてやわらかいのがいい。よく煮炊きして五穀に交えて食べよう。
  • 居間は湿気ないよう日当たりと風の通りを良くしよう。年に2度は天井や床下を掃除すること。寝室は湿気てない部屋にしよう。